コレクション: フツ屋|奈良県

古来、身近な薬草として
人々に利用されてきた蓬

ヨモギは古くから人々の身近に寄り添う薬草として活用されてきました。傷ができたとき、手が荒れたとき、かゆみがあるとき、家庭でヨモギに助けられたことがある方も多いと思います。「どこか懐かしく、ほっとする香り」その香りに魅せられ、薬草の町奈良県宇陀市で令和2年の4月から蓬の栽培を始めた吉岡さん。無農薬の畑では虫たちが元気いっぱい飛び回っています。「和精油のある暮らし」では、ヨモギ精油のほかにも吉岡さんが蒸留された柑橘類の和精油も取り扱わせていただいています。


一つひとつ手摘みで収穫
できた精油は紺碧のブルー

吉岡さんが使用する蓬は、丁寧に育てられた農薬不使用のもの。そして初夏の蓬だけを使用しています。水蒸気蒸留法で得られるヨモギ精油は、紺碧のブルー。まさか緑のヨモギからこのような美しい精油が採れるとは、と驚きます。よもぎ餅でも親しまれた香りは精油にも含まれますが、また異なったスッキリさを併せ持った香りです。採油率は低く、ほんのわずかしか採れません。貴重な和精油をお楽しみください。