精油の原液塗布が招く怖い事実 和精油のある暮らしブログ

精油の原液塗布が招く怖い事実

 

精油を皮膚に直接塗ったら
ダメですよって
こんなに言っているのに… 

 

こんにちは。

和精油と国産ナチュラルコスメの専門店
和精油のある暮らし」の近藤です。

 

音声はこちらからお聴きください。






今日は、精油を原液で皮膚に直接塗布してはいけない理由についてお話しします。

 


精油とは何か:その強力な効果とリスク

 

まず、精油とは何かについてお話しします。

精油は植物から抽出される高濃度に濃縮された芳香成分の塊です。

植物の花や葉、果皮、樹皮、根などから抽出される二次代謝産物であり、

有機化合物の集まりです。

この説明を聞くと、精油がまるで化学薬品のように思えるかもしれませんが、

それほど慎重に扱うべきものなのです。

 

精油にはテルペン、アルコール、アルデヒド、ケトン、エステルなど

様々な化合物が含まれており、それぞれが異なる効果を持っています。

しかし、高濃度で使用すると皮膚刺激を引き起こす可能性がありますので

注意が必要です。

 

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直接塗布の危険性:なぜ精油は希釈が必要なのか

精油を直接皮膚に塗布することの危険性についてお話しします。

精油は有機化合物の濃縮物であり、

皮膚にとって非常に強い刺激となります。

高濃度の精油を直接皮膚に塗布すると、

皮膚刺激や炎症を引き起こすだけでなく、

体内に取り込まれた際にアレルギー反応を起こすこともあります。

 

たとえ肌に優しいとされる精油でも、

必要性がない限り原液で塗ることは避けるべきですね。

普段のトリートメントで原液塗布を行うことは、

危険性を高めるだけですのですぐにやめましょう。

 

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光毒性のリスク:柑橘系精油の使用に注意

さらに、精油の中には光毒性(ひかりどくせい)を持つものがあります。

例えば、ベルガモット、レモン、グレープフルーツなどの

柑橘系精油は圧搾法で抽出された場合、光毒性があります。

 

光毒性とは、精油を皮膚に塗布した後に日光に当たると、

皮膚が赤くなったり炎症を起こしたりする作用です。

たとえ希釈されていても、皮膚に塗布した状態で日光に当たると

光毒性が発生します。

原液で塗ると毒性がさらに強くなり、

炎症もひどくなるため非常に危険です。

 

 

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和精油の特徴:水蒸気蒸留法で得られた柑橘精油

和精油の柑橘系精油について触れておきます。

和精油の柑橘系精油はほとんどが水蒸気蒸留法で抽出されており、

光毒性を起こす成分が含まれていません。

しかし、光毒性を起こさない柑橘系の精油でも、

皮膚に直接塗ると非常に痛い目に遭う可能性があります。

 

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過敏性と感作:繰り返しの使用によるリスク

精油を繰り返し使用すると感作と呼ばれる状態が発生することがあります。

これは、体内に何度も化学物質が入ってくることで免疫系が過敏になり、

精油に対してアレルギー反応を引き起こす状態です。

少量の精油であっても強いアレルギー反応が出ることがあるため、

非常に注意が必要です。

 

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私の身に起きた実際のトラブル

 

私自身、精油を皮膚に直接塗布することはほとんどありません。

アロマセラピーを勉強し始めた頃は、

ティートゥリーの精油をニキビにちょんと付けることもありましたが、

今では原液で使用することはなくなりました。

一度、キャミソールやタンクトップの胸元に精油を少しつけようとした時に、

間違って胸元に精油が直接ついてしまったことがあります。

最初は気づかなかったのですが、だんだんヒリヒリしてきて、

まるで何かが刺さるような痛みを感じました。

すぐに洗い流しましたが、本当に痛かったです。

 

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大規模調査:精油の直接塗布によるトラブル事例

 

日本アロマ環境協会の大規模調査でも、

精油の直接塗布によるトラブルが報告されています。

例えば、友人がイギリス人のアロマセラピストにラベンダーの精油は

原液でも使えると言われて実際に使ったところ、

アレルギー反応が出て半年ラベンダーの精油が使えなくなった

という例があります。

また、知人が包丁の切り傷に精油を原液で付けたところ、

赤みが出て悪化したという例もあります。

 

ラベンダーの精油は原液でも使えると言われることがありますが、

必要性が本当にある場合は非常に限られています。

精油を第一選択として傷の治療に使うことはおすすめしません。

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アロマ初心者の注意点:情報の正確性を見極める

 

現在、インスタグラムのアルゴリズムが変わり収益化が始まることで、

インパクトのあるビジュアルや内容が増えるかもしれません。

特にアロマ初心者の方は、誤解しないように注意してください。

皮膚に使用する場合は、必ず基材で希釈し適切な濃度で使用してくださいね。

 

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まとめ:精油を安全に使うために

今回は、精油を原液で皮膚に直接塗布してはいけない理由を

詳しくお伝えしました。

精油の持つ強力な効果とリスクを理解し、

正しい使い方を心がけてください。

ご意見や質問があれば、ぜひコメント欄でお聞かせください。

 

 

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