黒文字精油とマスク、黒文字茶を使ったインフルエンザ対策のイメージ

黒文字とインフルエンザの季節の心構え 〜マスク・アロマ・お茶でできるささやかな備え〜

こんにちは。和精油のある暮らしをかなえるブログへようこそ。

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この季節、「倒れられない」私たちの不安

今日のテーマは「黒文字とインフルエンザの季節の心構え」です。

この季節、学校でも職場でも「学級閉鎖」「体調不良」という言葉が飛び交っていますよね。そんな中で、私自身がどんなふうに香りに助けられているかを、ゆるっとお話ししていきます。

学校から「〇年〇組が学級閉鎖になります」というメールが、最初は別学年から届き始め、気づけば同じ学年に。そしてついに隣のクラスまで…。
そんな流れの中で、うちの息子も発熱しました。

「これはもうインフルか…」と身構えたのですが、結果はただの風邪。あっさり回復して、けろっと元気になりました。

インフルエンザにかかった男の子 和精油で対策できればいいのに

 

一人オーナー&ワンオペ育児だからこそ、倒れられない

私は基本的に、ひとりでオンラインショップを切り盛りしています。
ワンオペ育児でもあるので、私が倒れると息子をみる人がいなくなり、仕事も家庭も完全にストップしてしまいます。

「自分が倒れたら終わり」という意識が常にあるため、冬の間は、倒れたら困る予定は極力入れないように工夫してきました。

皆さんも、ついつい無理してしまう瞬間はありませんか?
責任感が強い方ほど、「多少無理してでもやりきらなければ」とがんばりすぎてしまうと思います。

そんな時期だからこそ、暮らしの中に香りをほんの少し取り入れて、心身の負担を和らげる“すき間ケア”が役に立つことがあります。

責任感がある人ほど、インフルエンザにかかれない気合いが違う アロマでサポートできれば嬉しい

 

インフルエンザが爆発的に流行している今

ここ数週間で、インフルエンザの患者数が一気に増えました。
学級閉鎖だけでなく、

  • 子ども同士の感染 → 家庭内感染

  • 親御さんが仕事を休まざるを得ない

  • 職場内でも連鎖的に感染が広がる

といった声も多く聞こえてきます。

特に電車通勤の方は、満員の車内ではどうしても密集状態になってしまい、避けようがありません。

そんな状況の中で、私がまず行っているのが「マスク+香り」の組み合わせです。

クロモジのアロマをマスクに活用

私がまずやっているのは「マスク+香り」

ただマスクをつけるだけではなく、

  • マスクに精油をほんの少しつける

  • アロマスプレーをマスクの外側に吹きかける

  • 芳香蒸留水(アロマウォーター)をスプレーする

といった使い方をしています。

この時期の私の第一選択肢は、日本の和精油のひとつ「黒文字(クロモジ)」の精油です。

黒文字ってどんな植物?香りと暮らしの歴史

黒文字(クロモジ)は日本の山野に自生するクスノキ科の植物で、香りは甘みのある落ち着いたお茶のよう。
楠木とは全く異なる、ふわりと力が抜けるような穏やかな香りです。

海外の精油だとローズウッドに似ていると言われます。
また、茶道でお茶菓子に添えられる“木の小さな楊枝”が黒文字で、抗菌作用があるため古くから使われてきました。

黒文字の枝

黒文字の香り成分と、インフルエンザに関する実験

黒文字の精油には、リナロールという芳香成分が多く含まれており、これが心を落ち着かせる柔らかな香りの正体でもあります。

数ある研究のひとつに、養命酒さんが行った黒文字エキスの実験があります。
精油ではなく「エキス」ですが、インフルエンザウイルスの増殖を抑える働きがあることが示されています。

◆ ウイルスが増える仕組みと、黒文字の働き

ウイルスは細菌と違い、単体では増えることができません。
細胞の中に入り込んで初めて増殖します。

細胞に入るときは、「鍵と鍵穴」のようにウイルスの鍵が細胞の鍵穴にハマることで侵入します。

黒文字の芳香成分は、この“鍵穴”に先に入り込むような働きがあり、「本来の鍵(ウイルス)」が差し込めなくなるイメージです。
その結果、ウイルスが細胞に侵入できず、増えにくくなります。

◆ 体に入るのは防ぎにくい。でも「増えない」は目指せる

飛沫そのものを完全に避けるのは難しいですが、
「体に入ったあとに増えにくくする」
という方向でのサポートはできます。

増殖が抑えられていれば、私たちの自然免疫(白血球、マクロファージなど)が処理しやすく、

  • 感染しても発症しない

  • 発症しても軽く済む

といった展開に繋がる可能性があります。

自然免疫が健康の鍵

今日からできる黒文字の取り入れ方

1. マスクに黒文字の香りを忍ばせる

マスクの内側にこもりがちな不快感も、黒文字の柔らかな香りがあると軽減されます。

精油がない場合は、

  • 黒文字のアロマスプレー

  • 黒文字の芳香蒸留水

などでも十分です。

2. 芳香蒸留水(アロマウォーター)を上手に使う

精油を採る際にできる副産物の“香りのついた水”。
黒文字の芳香蒸留水は特に香りが華やかで、マスクへのスプレーにぴったりです。

精油より穏やかで、少し加湿してくれる感覚があるのも魅力です。

3. 就寝時の「黒文字マスク」で喉を守る

寝ている間の口呼吸や、お部屋の乾燥が気になる方には、就寝時の黒文字マスクが役立ちます。
鼻を出していても、香りは十分に感じられます。

4. 肌につかないように、ほんの少し工夫する

精油やスプレーは肌に直接触れると刺激になることがあります。

  • ティッシュに1滴たらして折りたたむ

  • 顎とマスクの間に挟む

  • マスク用アロマシールを使う

といった方法なら安全に香りだけを楽しめます。

5. 黒文字枝茶を、家族みんなのお茶に

黒文字エキスの研究から発想が広がり、普段のお茶として「黒文字枝茶」を取り入れるのもおすすめです。

岡山県産の黒文字枝茶は、不織布のティーバッグを1Lの水で10〜15分煮出すだけ。
まろやかで、小さいお子さんでも飲みやすく、ノンカフェインなので家族みんなで楽しめます。

冷やせば麦茶代わりにもなるので、冬場の水分補給としてとても便利です。

黒文字枝茶を沸かしているところ

まとめ:黒文字でできる、小さな備え

今日のテーマは「黒文字とインフルエンザの季節の心構え」。

  • 黒文字の香り成分が持つ働き

  • マスクや芳香蒸留水などの簡単な取り入れ方

  • 家族で楽しめる黒文字枝茶の活用

この3つを中心にお届けしました。

この記事が、インフルエンザシーズンを少しでも安心して過ごすためのヒントになれば嬉しいです。

また次回の記事でお会いしましょう。

 

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