アロマオイルと精油の違いとは?初心者でも失敗しない選び方を解説 和精油のある暮らしをかなえるブログ

アロマオイルと精油の違いとは-初心者でも失敗しない選び方を解説

こんにちは。和精油と国産ナチュラルコスメの専門店「和精油のある暮らし」のこんみゆです。

このブログは音声をもとにして記事に整えたものです。
動画はこちらをご覧ください。

 

「アロマオイルと精油って同じものじゃないんですか?」
アロマを学ぶ前の私も、そう思っていました。

小さなガラス瓶に入っていて、ディフューザーに数滴垂らして使う……。見た目も使い方も似ているので、区別がつかないのは自然なことです。

でも実は、この二つは全くの別物。違いを知らずに選んでしまうと「香りはいいけれど思った使い方ができなかった」という失敗にもつながります。

そこで今回は、アロマオイル・精油・和精油の違いと、正しく選ぶためのチェックポイントを、わかりやすく整理してご紹介します。

 

 

 

 

アロマオイルとは?

まず「アロマオイル」。雑貨店や百円ショップで手に入ることが多いですが、実は明確な定義はありません。

多くの商品は、合成香料やアルコールを混ぜた香りの液体です。

  • 香りを楽しむためのインテリア的な商品

  • 芳香は楽しめるが、肌に塗布したり、吸入に使うことはできない

  • 裏面には小さな文字で「肌には使用しないでください」と書かれていることが多い

例えば、私も「米粒より小さいのでは?」と思うほど細かい文字で「有機溶剤・香料」と書かれているのを見たことがあります。何が入っているのか分かりにくいのが実情です。

つまり「アロマオイル」という名称の商品は、あくまでも香りを楽しむための雑貨。本格的なアロマセラピーには使用できないのです。

インテリア雑貨店でのアロマグッズ - 和精油専門店の選び方ガイド

 

 

 

精油(エッセンシャルオイル)とは?

次に「精油(エッセンシャルオイル)」。こちらはアロマセラピーで使う本物のオイルで、植物から抽出された100%天然の芳香物質です。

  • 成分は植物由来のみ、混ぜ物なし

  • 「油」という字がついていますが、サラダ油のような油脂とは別物

  • 水には溶けない(=「水溶性アロマオイル」と書かれているものは精油ではない)

  • 抽出方法は「水蒸気蒸留法」「圧搾法」などが基本

精油は自然の香り成分が凝縮されたもの。少量でも豊かに香り、芳香浴やクラフト作りなど、暮らしに役立ちます。

精油とその原料たち- 和精油専門店の選び方ガイド

 

 

 

 

和精油とは?

さらに「和精油」という言葉を聞いたことはありますか?

和精油とは、日本の植物から、日本国内で抽出された精油のことを指します。

代表的な和精油

 

  • ヒノキ(日本建築に欠かせない木材の香り)

  • クロモジ(甘めの落ち着いた樹木の香り)

  • スダチやユズなどの柑橘類

  • 屋久杉や北山杉などの針葉樹

和精油は、日本の風土に根ざした植物から生まれているため、私たち日本人にとって「懐かしい」「落ち着く」と感じやすいのが特徴です。

実際に、海外精油と和精油をブラインドで嗅ぎ比べる実験を行ったところ、多くの日本人が「和精油の方が好き」「懐かしい」と評価しました。これは、幼い頃から森や庭、畑などで自然と触れてきた香りが、記憶に結びついているからでしょう。

ひのきの葉- 和精油専門店の選び方ガイド

 

 

 

和精油と海外精油の違い

和精油と海外精油は、基本的には「産地の違い」にすぎません。ラベンダーやローズマリーなどは海外産が有名ですが、和精油は日本の植物から作られます。

どちらが優れている、ということはありません。ただし「自分の生まれ育った土地の香りは、心に馴染みやすい」という心理的な効果は大きく、和精油のほうが落ち着きやすいと感じる人が多いのです。

まだ海外精油のほうが一般的に知られているため、和精油は「知る人ぞ知る」存在。けれど日本の豊かな自然を背景にした和精油は、もっと広く知られてほしいと願っています。

日本や各国の国旗- 和精油専門店の選び方ガイド

 

 

 

 

精油を選ぶときのチェックポイント

アロマオイルと精油を間違えないためには、次の点を必ず確認しましょう。

 

  1. 「精油」または「エッセンシャルオイル」と表記されているか

  2. 植物名・学名・抽出方法・抽出部位・原産地がラベルに記載されているか

  3. 価格が不自然に安くないか(例:5本1000円などは要注意)

  4. 存在しない精油に注意(例:イチゴ精油は存在しません)

  5. 信頼できる販売店から購入すること

特に「水溶性アロマオイル」と表記されているものは精油ではありません。本物の精油は水に溶けない性質を持っています。

チェックボックス- 和精油専門店の選び方ガイド




安すぎる商品に注意!

オンラインショップなどでは「精油 安い」で検索すると、5本1000円〜2000円といった商品が見つかります。ですが、植物を栽培し、収穫し、蒸留して抽出する手間を考えると、その価格で本物の精油を作ることは不可能です。

また「100%ナチュラル」と書かれていても、それが精油とは限りません。混合香料であっても「ナチュラル」と表記される場合があるからです。

安物買いの銭失いにならないためにも、きちんと情報を開示している信頼できる店舗から購入することが大切です。

偽物に注意- 和精油専門店の選び方ガイド




和精油を暮らしに取り入れる魅力

和精油の良さは、ただ「日本産だから」ではありません。
私自身が感じる魅力は、次のような点にあります。

  • 森林浴をしているようなリフレッシュ感を自宅で味わえる

  • 季節や土地の香りを感じられる(柑橘は夏、針葉樹は冬に心地よい)

  • 贈り物としても喜ばれやすい(海外精油より珍しく、話題になる)



    「香りは記憶と結びつきやすい」と言われますが、和精油を使うと、日本の自然や四季を思い出し、心が整うように感じる人が多いのです。



まとめ

  • アロマオイル=香料やアルコールを含む香り商品。肌には使用不可。ただし精油でもアロマオイルと記載されているものもある。

  • 精油=植物から抽出された100%天然の香り成分。アロマセラピーの基本素材。

  • 和精油=日本の植物由来の精油。日本人に馴染みやすく、懐かしさを感じやすい。

正しく選ぶことで、暮らしの中に安心して香りを取り入れられます。

 

🌿 私自身、和精油の香りを嗅ぐと「子どもの頃に嗅いだ森の香りだ」と感じる瞬間があります。
皆さんもぜひ、ご自身の暮らしに和精油を取り入れて、日本の自然を身近に感じてみてくださいね。


 

 

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