和精油を海外から買うには?『AEAJ』でも注目度がアップ!でも、購入する時に気をつけたいこと
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和精油の注目度がアップ!
海外からも需要があるけど
買えるの?
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こんにちは。
和精油と国産ナチュラルコスメの専門店
「和精油のある暮らし」の近藤です。
動画はこちらから
皆さんこんにちは。
和精油と国産ナチュラルコスメの専門店「和精油のある暮らし」のこんみゆです。
本日は、AEAJ(日本アロマ環境協会)の冊子をテーマに、
日本産精油や和精油について、特に国内外での関心の高まりや輸送の難しさ、
販売店の現状までお話ししたいと思います。
和精油の今を知る参考になれば嬉しいです。
日本アロマ環境協会(AEAJ)の冊子発行頻度が年一回に
AEAJ(日本アロマ環境協会)が年数回発行していた冊子が、
最近では年に1回のみの発行に減ってしまい、少し寂しく感じます。
印刷コストが理由かもしれませんが、年に1回だけでは、
会員としては物足りなさを感じますよね。
冊子には普段意識していない情報にも触れる機会があり、
それが魅力だっただけに、発行頻度が減ると
情報へのアクセスが減ってしまい残念です。
会費が変わらないことも少し気になるところ。
同じように感じている方がいれば、ぜひコメントで教えてくださいね。
AEAJ最新号の表紙に「和精油」のワードが
さて、AEAJ会員であれば最近自宅に届いた
「AEAJ 112号」を読まれた方も多いと思います。
会員でない方も1冊1,980円(税込)で購入できますが、
内容は協会システムや宣伝が含まれていますので、若干割高かもしれません。
しかし、年々和精油に関する記事が増え、
日本産の精油が重要視されているのは良い傾向です。
私がクラブハウスで「和精油」に関する発信を続けていた頃から、
日本国内でも和精油への注目が高まっているのを感じています。
国内各地の和精油生産者とその活動
今回の号には「和精油と生産者たちの取り組み」という特集もあり、
日本国内で精油を製造している生産者が紹介されています。
掲載されている地域は、北海道、福島、富山、群馬、山梨、岐阜、
大阪、奈良、岡山、徳島、愛媛、高知、大分、宮崎、鹿児島、沖縄と、
日本全国にわたります。
それぞれの生産者の収穫や蒸留風景も写真で掲載されており、
和精油に対する熱意が伝わってきます。
私の店で扱っているメーカーさんも掲載されていますが、
紹介されている生産者だけでなく、全国にさらに多くの方々が
精油の製造をされています。
地元の植物を利用した蒸留や、廃材となる予定の植物から香りを抽出する
プロジェクトなども行われており、日本国内でも和精油の取り組みが
広がりつつあります。
2025年万博で期待される和精油の関心と海外需要
2025年に大阪で開催される万博では、多くの外国人観光客が来日し、
日本の文化や香りを楽しむために和精油にも関心を持つ方が
増えると期待しています。
特に、私の店にも海外から「和精油を購入できますか?」
「海外へ送ってもらえますか?」といった問い合わせが増えており、
和精油に対する関心が高まっているのを実感しています。
ここ数年で、中国、香港、台湾だけでなく、フランスやイギリスなどの
ヨーロッパ、アメリカ西海岸やニュージーランドなど、
自然志向やエコ志向が強い地域からも和精油への興味が寄せられるようになりました。
和精油を海外へ発送するには?
精油は可燃物として扱われるため、国内輸送でも飛行機には乗せられず、
陸送のみとなります。
そのため配送の際は集荷担当者の方にも確認され、
「これは飛行機には乗せられませんよね?」と聞かれることが多いです。
また、海外への輸出に関してはさらに制約が厳しく、
可燃物として精油を輸送することが基本的にできないため、
和精油の海外発送が難しいのが現状です。
近年、日本の製品を代行して海外へ発送してくれる「ワールドショッピング」や
「Buyee」などの配送代行サービスが登場していますが、
残念ながら精油は対象外です。
そのため、日本国内に配送し、そこから海外に行く方に
手持ちで運んでもらうというケースもありますが、そうした条件が整うのは稀です。
和精油の実店舗はある?
和精油を取り扱う実店舗も少ないのが現状です。
東京の「香kaguwa」さんや、京都の「GOOD NATURE STATION」などが
ありますが、和精油のみを専門に扱っている実店舗はほとんどありません。
また、yuica(ユイカ)を展開しているオークヴィレッジでは、
家具の展示販売を行う店舗内で和精油が取り扱われていますが、
和精油をメインに販売する店は全国でも数えるほどしかありません。
こうした現状により、和精油を手に取って試せる機会が限られているのは、
和精油業界の課題の一つといえるかもしれません。
ポップアップショップやワークショップの取り組み
私自身、実店舗を開くのは難しいのですが、今後はポップアップショップや
オフラインのワークショップを通して、和精油を直接体験していただける
機会を増やしていきたいと考えています。
例えば、簡単に作れるルームスプレーのワークショップや、
和精油を使用したミニレッスンなどを企画できればと考えています。
また、展示販売が可能な店舗に委託して、街中でも気軽に和精油に
触れていただけるような場を作りたいと思っています。
大手店舗での和精油取扱いとエッセンシャルオイル使用時の注意点
現在、@aromaや生活の木、無印良品などの大手店舗でも和精油が
取り扱われるようになり、和精油をより手に取りやすくなってきています。
特に無印良品はどこでも見かけますが、販売されているエッセンシャルオイルの
多くは芳香浴専用であり、肌への使用には適していません。
アロマの勉強をしている方でも無印良品のホホバオイルと組み合わせて
使いたいと考えるかもしれませんが、芳香浴専用である点には注意が必要です。
エッセンシャルオイルの使用に関しては、用途に応じて
正しく利用いただけると良いですね。
和精油を産地で選ぶことの重要性と楽しさ
和精油を楽しむ際は、産地にこだわって選ぶと、より深く香りを楽しめます。
「岐阜産のヒノキの香り」「岡山の黒文字の香り」など、地域ごとの
香りの違いを感じるのも和精油ならではの魅力です。
ワインを選ぶ際に産地を重視するように、和精油もどの産地で作られたかを
意識しながら楽しむと、香りとの出会いがより豊かになります。
AEAJの冊子でも和精油が特集されるようになり、国内での注目度も増しています。
香りや産地の違いを意識して、和精油の楽しみを深めていただければと思います。
今日は、AEAJの冊子をきっかけに、日本産精油や和精油について
多方面からお話ししました。
普段はひとつのテーマについてじっくり話すことが多いですが、
今日は広い話題になりましたね。
ぜひ、こんな話題について知りたい、もっと掘り下げてほしい、
というリクエストがありましたら、コメントで教えてください。
これからも和精油や日本産ナチュラルコスメの話題を発信していきたいと思いますので、引き続きお楽しみいただければ嬉しいです。
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