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非常用持ち出しバッグに
入れておくなら
避難生活で役立つ精油を!
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こんにちは。
和精油と国産ナチュラルコスメの専門店
「和精油のある暮らし」の近藤です。
ブログを耳で聴く派の方はこちらのラジオでお聴きください。
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必見イベント情報!心斎橋で開催される「和精油のある暮らしポップアップストア」
毎日告知させていただいておりますが、
このたび大阪の心斎橋でポップアップストアを展開することとなりました。
和精油はなかなか店舗で香りを確かめる機会がないと思いますが、
実際に手にとって香りを確かめていただけるので、ぜひお立ち寄りください。
1月20日と21日の土曜日と日曜日に、
心斎橋にあるホテルカーゴ心斎橋(プレミアムカプセルホテル)の
1階カフェスペースで行います。
テーブル席や電源カウンター席、お手洗いも完備しておりますので、
非常に過ごしやすい場所です。
心斎橋やなんばあたりにお買い物に行かれる方は、
ぜひお立ち寄りいただければ幸いです。
イベント告知ページはこちら
https://waseiyulife-popup-240120.peatix.com/
災害時の必需品!どの精油を持ち出すべき?
今日のトピックは、
「災害時に持っていく精油はどれ?」という話です。
以前、スタンドFMを始めた際に
レスキューナースの直さんとやりとりをしたことがあります。
その時に、
災害が起こったときに何を持っていくかという話を聞いたことがあります。
レスキューナースのなおさんは、
ラベンダーのような落ち着く香りよりも、
オレンジの精油を持っていくと答えていました。
その理由として、
緊急時に体を素早く動かさなければならない状況で、
ラベンダーなどの鎮静作用が強い精油を使うと、
ぼんやりしてしまうことがあるとのことでした。
判断力を落とさず落ち着ける和精油とは?
実際、不安やストレスが強い状態にある時には、
心を落ち着けることが大切ですが、
鎮静作用が強すぎると活動量が下がってしまう恐れがあります。
オレンジの精油は元気が出るイメージがあり、
心地よい香りを嗅ぐだけでリラックスできるので、
落ち着きつつもすぐに行動できるような状況に適しているかもしれません。
私のお店では和精油を扱っており、
鎮静系の精油としては、クロモジがそれにあたります。
クロモジは、判断力を鈍らせることなく心を落ち着かせる精油として
実験を行ったことがあります。
普段から緊張する場面、
例えばプレゼンの前や大切な試験の前にも、
クロモジを使うことをお勧めしています。
クロモジ精油は落ち着くだけでなく他のメリットも
また、クロモジは感染症予防にも役立つので、
災害時に持っていても良いと思います。
例えば、インフルエンザウィルスやその他のウイルス、
菌から守るために役立ちます。
避難生活では長いこと靴下を変えられないこともあるので、
抗真菌作用のあるクロモジ精油があれば、
白癬菌(水虫の原因菌)やカビなどから身を守るためにも
クロモジは役立つでしょう。
ニオイのトラブルに役立つ和精油は?
消臭の面では、
モミやスギの精油も役に立ちます。
これらは非常に消臭力が強く、
アンモニア臭などにも効果を発揮します。
トイレが整備されていない状況でも、
これらの精油は役に立つでしょう。
どうしようもない不安感に対しては?
不安感に対しては、ゆずの香りがおすすめです。
また、国内で生産されているものであれば
土佐ベルガモットや瀬戸内海や長崎のネロリ、
プチグレンなどの精油に含まれるアンスラニル酸ジメチルは、
強い抗不安作用があり、天然の抗うつ薬と言われています。
避難所にお薬を持っていけなかった時の応急処置に
避難所に行けたとしても、
精神疾患をお持ちの方々がいつもと異なる環境で過ごすのは大変だと思います。
また、お薬が持ち出せず、離脱症状も出てくるので非常に辛いですよね。
そんな時に、お薬にはなりませんが、
精油の力で少しでも症状が緩和されれば良いと思います。
避難リュックを持ち出せなかった方々も多いと思いますが、
これからボランティアに行かれる方々の中で
あまり嵩張らない精油の小瓶を持参するのも良いと思います。
子どもたちの不安感を緩和する精油は?
特にお子様がいる家庭では、
子供たちのストレスを和らげるために柑橘類の精油を使用するのがお勧めです。
馴染みある柑橘類の伊予柑、甘夏、みかん、レモン、橙など、
食べたことのある柑橘の香りがすると、落ち着きます。
精油の品質保持期限は
開封後で大体1年程度、
柑橘類の精油は半年程度の使用期限です。
未開封の状態では3年程度は品質が保たれるものもありますので、
避難リュックの中にも忍ばせておくことをお勧めします。
1日も早く被災者の方々の生活が安定することを願っています。