節分に考えたい「魔」を「滅」する香りとは
シェアする
/
鬼は〜外!
邪気を払う
和精油ってなに!?
\
こんにちは。
和精油のある暮らしをかなえるセレクトショップ「和精油のある暮らし」の中の人です。
はい、すごいカバー画像ですね(笑)
節分ということで、「鬼を払う和精油」がテーマです。
過去の節分に関する記事
昨年もこのような記事を書いていました。
この時は「豆」にフィーチャー。
節分に豆を撒く理由を初めて知ったアラフォーです。
悪魔祓いと関係の深いアロマ
みなさんは「エクソシスト」という映画を観たことがありますか?
悪魔祓いをテーマにしたストーリーですが、
神父が悪魔に振りかける有名な香りがあります。
それがフランキンセンス
カンラン科の樹脂からとれる精油なのですが、
キリストが生まれる時に三賢人が
「黄金」「没薬」「乳香」を持って行ったという逸話に登場する
「乳香」です。別名オリバナムとも言います。
アロマテラピー検定を受けられる際は、
「なんでこんな別名あるねん!💢」と思うことでしょう。
中の人も思いました。
日本の魔除けの香り
さて、日本での話に戻しましょう。
鬼に対してフランキンセンスは使いません。
なぜなら宗教が違うからです。
(いや、それだけではなくフランキンセンスが生えてない)
日本の宗教として歴史が古いのは神道や仏教ですが
節分の時期に行われる儀式として豆まき以外に
「イワシや柊を玄関に飾る」があります。
いわし・・・臭そう・・・
そうなんです。
臭いので魔除けになります。
まるでドラキュラよけのにんにく。
ちなみに、柊はチクチクしているから。
意外と安直な・・・と思いますが、それだと針葉樹も入るのかな?と中の人は思いました。
スギとかマツとかチクチクするじゃないですか・・・。
チクチクするからというわけではなく、
そもそも日本の山に生えている植物から
おそらく香り高く、清涼なものを「魔除け」に使ったのだと思われます。
日本書紀にも樹種によって使い道が記載されていたほど、
昔の日本人は木と密接な関係にあったのですね。
針葉樹からとれる精油にはαーピネンが含まれます。
このαーピネンに関する研究論文を調べれば、死ぬほど出てきます・・・。
それぐらい活用できる芳香成分だということですね。
魔除けは案外化学である
かつては「魔」のしわざだった不定愁訴や感染症が
香りの力で追い払える可能性が高いのです。
これはまったくスピリチュアルな話題ではなく、
化学的な根拠のある話。
ぜひ和精油でお部屋の中から
「魔」を退散させませんか?
そもそも「魔」ってなんなのか?ということをはじめ
雑学から研究トピックまで話しているラジオはこちら。
BGMがわりにかけてみてくださいね。
関連するラジオ放送
①はおもに「魔について事例を紹介
エクソシストから伝染病、黒魔術、不定愁訴、狐憑き、かんのむし・・・
②はいよいよ日本の魔除け!?
うるし?桃?古事記など