ニッポンの暑い季節におすすめ和精油の使い方5選
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暑い・・・猛暑・・・
地球沸騰時代に湿度の高い
日本の夏を乗り切るために
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こんにちは。
和精油と国産ナチュラルコスメの専門店
「和精油のある暮らし」の近藤です。
音声はこちらからお聴きください。
今日は、日本の暑い季節にぴったりな精油の使い方5選をご紹介します。
ジメジメした夏を爽やかに過ごすためのアイデアを楽しくお届けしますので、
最後までお楽しみください。
1. エアコンや扇風機で和精油を楽しむ
エアコンや扇風機に精油をセットする方法
まず一つ目のおすすめは、エアコンや扇風機の送風口に
和精油の香りをセットする方法です。
これにより、お部屋全体に爽やかな香りが効率的に漂い、
ディフューザーをわざわざ買わずに芳香浴を楽しむことができます。
やり方はとても簡単で、コットンに和精油を数滴垂らします。
コットンがなければティッシュでも大丈夫です。
それをエアコンの送風口や扇風機の網部分にセットするだけ。
見た目が気になる場合は、「ぴたっとアロマ」という
精油を垂らす専用のシールを利用すると良いでしょう。
このシールは、精油が表面の不織布に浸透しても裏まで染み込まないため、
エアコンや扇風機の素材を傷めることなく使用できます。
粘着力も強く、しっかりと貼れて邪魔にならずに長持ちします。
どこでも使える方法
この方法は、おうちの中だけでなく、最近皆さんが持ち歩くようになった
ポータブルファンやミニ扇風機、さらには扇子やうちわでも使えます。
どこでも簡単に爽やかな香りを楽しめる方法です。
風に乗せるおすすめの和精油①:杉精油
特におすすめなのは、北山杉や杉の葉から取れた精油です。
北山杉や杉の葉の精油には軽やかで爽やかな芳香成分が含まれ、
消臭力が強く、空気を浄化する効果があります。
もともとスギは消臭力の強い樹木として知られており、
昔はお手洗いの建材にも使われていました。
スギの芳香成分は、ホルムアルデヒドの値を下げたり、
悪臭の元を抑制する効果があるため、空気を爽やかに保つのに最適です。
風に乗せるおすすめの和精油②:甘夏精油
甘夏の精油の香りは、いよかんに比べてさっぱりしており、
グレープフルーツほど苦みがない絶妙な爽やかさを持っています。
朝からやる気が出ない時や、ジメジメして憂鬱な気分を
前向きにさせてくれる力があります。
朝一番にセットして、爽やかな香りの中で身支度をすると、
楽しい気分になり、やる気も出てきますね。
柑橘類の特徴
柑橘類の香りは、好き嫌いがほとんどないというのが特徴です。
例えばポータブルファンで外で香りをつける場合でも、
老若男女問わず心地良いと感じる香りとして便利に使えます。
2. 余った保冷剤で芳香剤をDIY
保冷剤を使った芳香剤の作り方
暑い季節になると、保冷剤がたくさん余ってきますよね。
冷蔵庫や冷凍庫に入れておいてもそんなにたくさんは必要ないので、
捨ててしまおうかなと思うこともあるでしょう。
そんな時に、この余った保冷剤の中のジェルを使って
芳香剤を作る方法をご紹介します。
まず、容器を用意します。
ガラス瓶がおすすめで、例えばジャムの入っているような瓶が最適です。
次に、余った保冷剤の袋をハサミで切り、中身のジェルを容器に移します。
そこに、お好きな和精油を数滴垂らして混ぜるだけです。
とても簡単な方法ですので、お子さまでも作れます。
設置場所のおすすめ
この芳香剤を設置する場所として特におすすめなのはお手洗いです。
市販のドラッグストアで売られている芳香剤も
トイレに置くタイプのものが多いですが、
市販の芳香剤の香りが苦手な方には、
この手作り芳香剤を試してみてください。
芳香剤におすすめの和精油
まず、消臭力の強い杉の精油が非常におすすめです。
しかし、少しスッとした香りが欲しい方には、
市販で売られているハッカ油も良いでしょう。
さらに、ハッカ油にクロモジの香りを混ぜると、
鎮静系の優しい香りの黒文字の樹木の香りがベースとなり、
ハッカのスッとしたトーンが加わることで、
ハッカだけでは出せない深みのある香りになります。
この組み合わせは、
yuicaさんのマスクスプレーでも使われているほどおすすめです。
柑橘類の香り
柑橘類の香りがお好きな場合は、レモンの香りもおすすめです。
日本産の天然精油のレモンは、水蒸気蒸留法で抽出されているため、
海外の圧搾法で取ったレモンの香りと比べてまろやかです。
このまろやかさが、レモンの主張を抑え、
とても優しく爽やかな香りに仕上がっています。
針葉樹の香り
また、針葉樹の中ではモミの香りもおすすめです。
モミの香りは非常に軽やかで、抗菌力が強いと言われていますので、
お手洗いにぴったりです。
芳香剤のメンテナンス
ジェルが乾いてカピカピになってきたり、
香りが飛んできたら中のジェルを取り替えたり、
精油を加えたりして使い続けることができます。
ぜひ、トライしてみてください。
3. ひんやりアロマジェルでスーッとする方法
アロマジェルの作り方
三番目におすすめなのは、ひんやりアロマジェルでスーッとする方法です。
特に暑い日はこれが最高です。
まず、作り方ですが、「和精油のある暮らし」でも販売している
ジェルベースのように、基材として販売されているものを使うのがおすすめです。
これはすでにプルプルのジェルが容器に入っている状態なので、
そこに精油を混ぜるだけで非常に簡単です。
もしジェルベースをお持ちでない場合は、キサンタンガムという粉を使います。
アロマグッズ専門店やインターネットで購入できますので、
水で溶いてジェルを作りましょう。
ジェルの作り方
出来上がったプルプルのジェルに和精油を混ぜます。
この際、皮膚刺激が気になる方はキャリアオイルを混ぜてください。
ポイントはしっかりと混ぜることです。
精油がムラになると、濃い部分と薄い部分ができてしまい、
皮膚刺激の原因になりますので、しっかりと混ぜ合わせましょう。
ジェルの使い方
出来上がったジェルは冷蔵庫に入れて冷やしておきます。
暑い外から帰ってきた時に、帰宅早々手を洗ってジェルを取り出し、
腕や足にスーッと塗ると、何とも言えない爽快感を味わえます。
立ち仕事や座り仕事で足がむくんでしまってしんどい時は、
ふくらはぎにピタッと塗ると非常に気持ち良いです。
おすすめの和精油
青みかん精油
一つ目のおすすめは青みかんの精油です。
まだ青いミカンの皮から蒸留された精油で、とても爽やかな酸味の強い、
甘みの少ない柑橘の香りがします。
青みかんの精油には、滞っているリンパの流れを促進し、
老廃物の排出を促す鬱滞除去作用が期待できます。
ヨモギ精油
日焼けが気になる方には、ヨモギの精油を混ぜるのも良いでしょう。
ヨモギの精油は濃いブルーをしており、
海外精油のジャーマンカモミールのような色です。
ヨモギは昔から生薬として傷薬にも使われてきた優秀な薬草で、
抗炎症作用が期待できます。
日焼けによるダメージを受けたお肌を優しく鎮めてくれる作用も期待できます。
ぜひ、このひんやりアロマジェルで暑い季節を快適に過ごしてください。
4. 汗の臭いを撃退するアロマスプレー
アロマスプレーの作り方とその魅力
市販の消臭剤ではなく、天然の和精油を使ったアロマスプレーで
消臭対策をしましょう。
無水エタノールに和精油を希釈し、蒸留水を加えるだけで簡単に作れます。
スプレーボトルに50mlのスプレーなら、10滴程度の和精油をブレンドします。
冷蔵庫で保管し、2週間を目安に使い切ってください。
アロマスプレーの魅力
この和精油で作るアロマスプレーの良い点は、
消臭効果だけでなくアロマセラピーもできるところです。
仕事や勉強の合間に少しスプレーするだけで、
効率アップすることも可能です。
また、変なニオイがずっと残らないので、「香害」を防ぐことにもつながります。
スプレーの保管と持ち運び
スプレーは冷蔵庫で保管するのがおすすめですが、
持ち運びたい方はミニアトマイザーに詰め替えて、
2〜3日ごとにカバンに一つ入れておくと便利です。
これでいつでもどこでも消臭とアロマセラピーが楽しめます。
5. 芳香蒸留水を使ったクールダウン法
芳香蒸留水で涼しく過ごす方法
最後にご紹介するのは、芳香蒸留水を使ったクールダウン法です。
芳香蒸留水の気化熱を利用して涼しく過ごす方法で、とても簡単です。
芳香蒸留水をスプレーボトルに入れ、
町中にあるミストのように頭からミストを被ります。
これだけで涼しさを感じられます。
ポータブルミニファンをお持ちの方は、
外出時にこのミストとファンの風で効果的に
体をクールダウンさせることができますので、ぜひ試してみてください。
芳香蒸留水とは
芳香蒸留水とは、精油を蒸留する際にできる副産物で、
香りのついたお水のことです。
精油に比べて芳香成分が1000分の1程度含まれているため、
希釈する必要がなく、そのまま使用できます。
また、芳香成分が含まれているので、
アロマセラピー効果も期待できる非常に優れたものです。
芳香蒸留水の活用
今までのアロマセラピーでは精油を使うのが一般的でしたが、
ヨーロッパでは芳香蒸留水も積極的に使われています。
日本で芳香蒸留水があまり普及していない理由は、
劣化しやすく輸入が難しかったためです。
しかし、和精油の芳香蒸留水であれば日本国内で輸送が可能なので、
これからどんどん活用していくことができます。
例えば、アウトドアに行く際に濡らすと冷えるタオルがありますが、
そのタオルを濡らす際にも芳香蒸留水のスプレーが大活躍します。
おすすめの芳香蒸留水
黒文字の芳香蒸留水
私がおすすめするのは黒文字の芳香蒸留水です。
最近、和精油の中でもクロモジ精油は非常に人気がありますが、
少し値段が高く手を出しにくいと感じる方もいるかもしれません。
しかし、芳香蒸留水であれば非常に安価で手に入れることができ、
クロモジの香りを手軽に楽しむことができます。
黒文字はもともと鎮静作用の高い精油ですので、
黒文字のミストを浴びることで暑い時期でもイライラせずに
ほっとした時間を過ごすことができるでしょう。
吉野ヒノキの芳香蒸留水
もう一つおすすめなのが吉野ヒノキの芳香蒸留水です。
この芳香蒸留水は通常の芳香蒸留水とは少し違います。
通常の水蒸気蒸留法では、水を沸かしてその水蒸気を原料に当てますが、
吉野ヒノキの芳香蒸留水は木材が持っているもともとの水分が
芳香蒸留水として出てくるため、濃さが全然違います。
スプレーするだけで、まるで寺院で瞑想しているかのような雰囲気を
味わえますので、大変おすすめです。
まとめ
さて、今回は日本の暑い季節におすすめの和精油の使い方5選をご紹介しました。皆さんもぜひ試してみて、快適な日本の夏を過ごしてください。
「作ってみたよ!」「やってみたよ!」というような声をコメントでいただけると大変うれしいです。また、和精油に関する個別のご相談も公式のLINEアカウントで受け付けておりますので、ぜひLINEのお友達登録をして気軽にメッセージを送ってください。本当にお一人お一人にご返信させていただきますので、皆さんの声を聞けるのを楽しみにしています。
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かなり深いアロマの話を収録しています。各団体の機関誌や実体験などを題材に、今まで知らなかったアロマセラピーの知識に出会えるかもしれません。
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